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2006年 03月 24日
家の中にハエを一匹見つけた。もう暖かい季節がやって来ている証拠だ。トルコのハエはでかい。それにしっしっと手を振っても逃げない。それどころか朝寝ていると、ブンブンと部屋中を飛び回り、しまいに顔に体当たり攻撃をしてくる。
ハエは明るいところが好きらしく、暗い間は大人しいのだが、朝になると元気になる。 今住んでいる家には夏もそれほどハエは多くはないが、ギョレメの旦那の実家に以前泊まったときはすごかった。数え切れないほどのハエが家に出入りしていた。あちらこちらで牛や鶏を飼っているので、そのせいだろう。 旦那はハエには慣れているはずなのだが、日本に行って3年後、初めてトルコに戻ったときはハエに怒り散らしていた。 私の母もハエが大嫌いだ。1匹でもハエが部屋に入って来ると大声を上げて叫び出し、新聞紙を丸めて、殺すまで追いかける。ハエがとまった物は絶対に食べない。 まだトルコに来たことのない母だが、トルコに来たらハエを見てノイローゼ&食欲不振になるかもしれない。それがちょっと心配だ。 旦那とその兄弟たちはすごい特技がある。止まっているハエを後から手を持っていって、捕まえてしまうのだ。やはり小さい頃から沢山のハエたちで練習したのだろうか… トルコに住んでいると、ハエが多すぎて、ハエってそんなに不潔でもないのかなーという錯覚におちいる。しかし、鶏の糞や動物の死骸をなんかをなめまわした後に、食べ物にばい菌入りの糞を付けていくらしいのでやっぱり汚い。病原菌をまき散らし、結核、ポリオ、ぎょう虫、食中毒などを引き起こす。 ハエは不潔なところが好き?らしいので、食べ残しなどはすぐに処分しなくてはいけないそうだ。そういえば最近食べ残しを集めて1つの皿に盛って台所の片隅においていた。 汚いので、さっさとゴミに捨てていたら義母に、庭の鶏にあげるようにと注意されたから。ここは3階だし、赤ちゃんや、今足の不自由な?子供がいるので、中々下まで食べ残しを鶏にあげに行けない状態が続く……ベランダから、たまに投げたりもしているが、ご飯などまき散らすのもちょっとね。で、ベランダに残飯入りのお皿を置いておいたらすずめと少し大きめの鳥たちが沢山来て、半分以上食べて行ったようだ。 ギブスに落書きをするエミン 線路を書いて電車を走らせた。 座りながら床を移動できるようになったエミン。今日は買い物に行ったのだが、エミンは義母に無理矢理抱っこさせて連れて行かせ店ではカートの中に大人しく座っていた。
by nagatomiki
| 2006-03-24 05:10
| トルコの生活
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